本日は、FXとMT4詐欺の関係について解説します!
MT4(MetaTrader 4)は世界中で利用される高機能な取引プラットフォームですが、その人気と信頼性が詐欺師に悪用されるケースが後を絶ちません💦
この記事では、MT4詐欺の基本から、巧妙な手口、見抜き方、そして万が一被害に遭ってしまった際の対処法までを徹底的に解説します💪
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MT4(MetaTrader 4)とは?その魅力と詐欺に悪用される背景

MT4の基本的な機能と投資家が選ぶ理由
リアルタイムでの価格表示、注文実行、多機能なチャート分析、豊富なテクニカル分析ツールを備えています。
特に、自動取引システム「エキスパートアドバイザー(EA)」により、市場を24時間監視することなく取引を行うことが可能です。
その汎用性の高さが、初心者からプロまで幅広い投資家に選ばれる理由です。
MT4が詐欺に悪用される構造
MT4は高機能である一方、誰でも入手・利用できる「オープンなプラットフォーム」であることが、詐欺師に悪用される背景にあります。
その普及度と「信頼性」というイメージが悪用され、「MT4名義の詐欺」が後を絶ちません。
「MT4で絶対に儲かる」「元本保証」といった甘い誘い文句には常に注意が必要です。
知らないと危ない!MT4詐欺の具体的な悪用手口と最新事例💦

MT4詐欺の手口は常に進化し、より巧妙になっています。
ここでは特に警戒すべき悪用手口を解説します。
「ホワイトラベル型ブローカー」による偽装リアル口座詐欺のカラクリ
これは「リアル口座を装った演出」の中でも最も悪質な手口の一つです。
ホワイトラベルの悪用
MT4の「ホワイトラベル」バージョンを詐欺師が利用し、本物の海外証券会社ではなく、「見た目だけ本物」の取引環境を自作します。
比較的容易に「ブローカー」を装うことができ、正規の金融ライセンスや規制当局の監視をくぐり抜けやすい点が、詐欺師にとって魅力的な隠れ蓑となります。
詐欺師が行う不正行為の具体例
架空の取引履歴作成、残高・含み益の改ざん、出金済表示の偽造などが行われます。
SNSで改ざんされたMT4画面のスクショを拡散し、派手な利益画面や出金履歴を見せて集客・資金調達に繋げる手口が多数報告されています。
【最新事例】偽の仮想通貨交換業者と連携した詐欺手口
正規の仮想通貨交換業者を装い、偽の取引所へ誘導。
MT4と連携していると謳い、入金を促すケースが増加しています。
暗号資産(仮想通貨)の投資詐欺に注意!
SNSやマッチングアプリを通じて知り合った人から、暗号資産の投資を勧められ、投資をした結果、そのまま暗号資産(仮想通貨)をだまし取られてしまったとの相談が数多く寄せられています。
SNS等で知り合い、いくら親密な関係になったとしても、直接会ったこともない相手を安易に信用してはいけません。よくある相談の事例
1.SNSやマッチングアプリを通じて知り合った相手ととても仲良くなった。2.相手から「絶対儲かるから」と、暗号資産(仮想通貨)の投資を誘われ、とりあえず数万円の暗号資産を購入して、相手が教えてくれた「海外の投資サイト」に預けてみた。(海外投資サイトそのものが「偽物」だった)
3.投資サイト内のグラフを見てみると、暗号資産の価値が上がり、儲かっていた。試しに投資したお金を引き出してみたら、普通に引き出せた。「これは儲かる」と思い、相手を信じて、さらに数百万を投資した。(グラフそのものが「偽物」だった)
4.その後、投資サイトのグラフを見てみると、「数千万円の儲け」が出ていたので、前回と同じように引き出そうとしたら、引き出せなかった。投資を誘った相手に相談すると、「引き出すためには手数料が必要だよ」と言われ、さらに相手が指定する口座に数十万円を振り込んだ。(実際に儲けは出ていなかった)
5.手数料をいくらも支払っても、結局、投資した数百万円のお金は引き出せなかった。また、相手や投資サイトとも連絡が取れなくなった。
福井県警察より
出金拒否と巧妙な追加入金要求
投資家が利益を出しても、「手数料」「税金」「本人確認費用」といった名目で出金のために追加入金を要求されるケースが多発しています。
巧妙な口実
「他人からの送金ミス」を装ったり、「金融規制の強化により出金条件が厳格化された」などもっともらしい理由を付けたりして、追加で資金を振り込ませようとします。
被害の拡大
追加入金に応じても出金は決してできず、別の名目でさらなる追加入金が要求され、被害額が増えていくだけです。
ソフトウェアの改ざんやマルウェアによる個人情報窃取・取引操作
正規のMT4プラットフォームではなく、改ざんされたバージョンをダウンロードさせてしまうと、個人情報が盗まれたり、資金が不正に引き出されたりする可能性があります。
マルウェアの脅威
マルウェアが組み込まれた偽のMT4アドオンやプラグインが、トレーダーの取引を操作したり、コンピューターに損害を与えたりするリスクがあります。
マルバタイジングは、ユーザーに深刻な被害をもたらす可能性があります。
マルバタイジングの被害リスクは、以下のように従来のマルウェア感染と似たようなものになります。
▼マルバタイジングの主な被害リスク
個人情報の窃取とそれに伴う二次被害
ランサムウェアによるデータの暗号化と身代金要求
マルウェアによるオンラインバンキングの不正利用
マルウェアに感染したデバイスを踏み台にした他のシステムへの攻撃
企業における機密情報の漏洩と信用失墜これまでに、マルバタイジングによるさまざまな被害事例が報告されています。以下、代表的な被害事例を3つ紹介します。
Silverlightプラグインを利用した攻撃
米国のリアルタイムオンライン広告に特化したアドネットワークで、Silverlightプラグインを利用した攻撃が発生しました。攻撃者は、Silverlightの脆弱性を突く「Anglerエクスプロイトキット」を悪用した広告を配信しました。
これにより、脆弱性を有するSilverlightプラグインをインストールしていたユーザーに対して、データ窃取や詐欺などの被害を及ぼしたのです。
この事例は、プラグインの脆弱性を悪用したマルバタイジングの危険性を浮き彫りにしました。
Yahoo!の広告ネットワークを通じて配布された攻撃
2014年、Yahoo!の広告ネットワークを通じて配布されたマルバタイジング攻撃は、数百万人のユーザーに多大な影響を及ぼしました。この攻撃では、特定の脆弱性を持つデバイスにマルウェアを自動的にインストールする仕組みが利用されました。
ユーザーが悪意のある広告をクリックする必要はなく、Yahoo!のWebサイト上の広告が表示されるだけで、マルウェアのダウンロードとインストールが自動的に行われたのです。
大手企業の広告ネットワークでさえも、マルバタイジングの脅威から逃れられないことを示しています。
大規模なマルバタイジングキャンペーン
2017年に発生したRoughTedと呼ばれる大規模なマルバタイジングキャンペーンは、広告を通じてさまざまな種類のマルウェアを配布しました。このキャンペーンは、ユーザーがWebサイトを訪れるだけで悪意のある広告が表示され、マルウェアが自動的にダウンロードされる仕組みが用いられました。
特に厄介だったのは、RoughTedが広告ブロッカーを回避し、Windows、Mac、Linux、iOS、Androidなど、多様なプラットフォームに感染を広げる能力を持っていた点です。
この事例は、マルバタイジングの手口が高度化・巧妙化していることを物語っています。
GMOより
【最新事例】AI技術を悪用した偽MT4ソフトウェアの登場
AI技術を駆使して、本物と見分けがつかないほど精巧に作られた偽のMT4ソフトウェアが出回るようになっています。
不審なURLからのダウンロードは厳禁です。
SNS・マッチングアプリを通じた巧妙な勧誘
SNSやマッチングアプリなどで知り合った外国人から投資の勧誘を受ける事例が多数確認されています。
集団的勧誘
「投資学習交流会」のようなLINEグループに招待され、「先生」や「師匠」と呼ばれる人物から取引指導を受ける手口があります。
煽り行為
LINEグループ内でメンバーが資金追加を煽ったり、高額な利益が出たという偽の報告をしたりして、他のメンバーに追加入金を促します。
【最新事例】有名人なりすましやディープフェイク動画による勧誘
著名な投資家や有名人のSNSアカウントになりすまし、あるいはディープフェイク技術を用いて偽の動画を作成し、MT4を利用した投資を推奨する詐欺が増加しています。
投資ではなく、ポンジスキームや情報商材ビジネスが目的
実際には投資を行わず、資金を預からせて運用しているように見せかけたり、高額な自動売買ツール(EA)を販売したりすることで、最終的に資金を騙し取ります。
ポンジスキーム
新規の出資金を既存の投資家への配当に充てる詐欺です。
「慈善チャリティーへの参加」を名目に資金追加を促したりする手口が報告されています。
【最新事例】新興テクノロジーを謳う詐欺の台頭
「AI自動売買システム」「ブロックチェーン技術を活用した次世代投資」など、最新のテクノロジーを謳い文句に、高額な情報商材や架空の投資案件を販売する手口が確認されています。
MT4詐欺を見抜き、あなたの資産を守るための防衛策🛡️

詐欺から身を守るためには、事前に対策を講じることが最も重要です。
信頼できるブローカーの選定基準
- 金融ライセンスの有無を確認
ブローカーがFCA(英国金融行動監視機構)やCySEC(キプロス証券取引委員会)などの規制当局の監督下にあるか、日本の金融庁の登録会社であるかを必ず確認します。 - ユーザーレビューと評価
実際の利用者の声や評判を複数確認し、信頼性を測る上で重要な手がかりとします。 - 取引条件の透明性
スプレッド、手数料、レバレッジなどが明確に示されているか、不審な隠し費用がないかを確認します。 
取引の異常なパターンを識別する
スリッページが頻繁に発生したり、注文が意図せずキャンセルされたり、利益が予想外に少ないなどの異常は警戒すべきです。
取引履歴やチャートに不自然な変動が見られた場合は、速やかにブローカーに問い合わせることが重要です。
「リアル口座」演出に騙されないためのチェックポイント
- 金融ライセンス番号、登録国の金融庁ページで正規ブローカーであるかを確認する
 - スクリーンショットだけでなく、トランザクションIDの開示などを求める
 - サーバー名が怪しい場合(例:”MyBroker-Demo”など)は要注意
 
デモ口座とリアル口座の相違点を見極める
デモ口座とリアル口座で取引条件や結果に大きな乖離がないか確認しましょう。
徹底したセキュリティ対策
- 強固なパスワード設定と定期的な変更
 - 二段階認証を有効にする
 - 信頼できるセキュリティソフトを常に最新状態に保つ
 - MT4やアドオンは必ず公式や信頼できるソースからダウンロードする
 - フィッシングサイトのURLに注意し、正規のURLであるかを確認する
 
怪しいURLはクリックしない、ファイルをダウンロードしない
見慣れないメールやSNSのリンク・添付ファイルは開かないようにしましょう。
投資に関するリテラシーを高める重要性
- 基本的な金融知識を学ぶ(投資の仕組み、リスクとリターン、経済指標など)
 - 信頼できる情報源から情報を得る習慣をつける
 - 「なぜ儲かるのか?」を常に考え、ビジネスモデルが論理的か検証する
 
もしMT4詐欺に遭遇してしまったら:被害を最小限に抑える行動💨

万が一、MT4詐欺に遭遇してしまった場合でも、冷静かつ迅速な行動が被害を最小限に抑えます。
詐欺を疑ったら直ちに行うべきこと
- 直ちに取引を停止し、取引履歴や送金記録など証拠を保存
 - 速やかにブローカーへ連絡
 - 身分証やカード情報を提出した場合はパスワード変更、カード会社への連絡
 
相談窓口と法的措置のポイント
- 警察庁の相談窓口「#9110」や最寄りの警察署に相談
 - 金融庁「金融サービス利用者相談室」、消費者庁「消費者ホットライン」を活用
 - 弁護士に相談して法的措置を検討
 - 銀行やカード会社へ取引停止やチャージバックを依頼
 
仮想通貨関連の詐欺の場合の相談先
仮想通貨詐欺は、日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)などの業界団体にも情報提供を検討しましょう。
損失回復の可能性について
MT4詐欺に遭った場合の損失回復は簡単ではありません。
時間と費用がかかり、成功も保証されませんが、弁護士相談や金融機関への働きかけで可能性を探ることはできます。
被害額が大きい場合の専門家活用
被害額が大きい場合は、詐欺被害に強い弁護士に相談することをおすすめします。
詐欺被害回復における時間との戦い
- 迅速に行動することで資金凍結の可能性が高まる
 - 証拠の散逸を防ぐため、早急に記録を保存
 - 詐欺事件には時効があるため、「怪しい」と思ったら即行動
 
まとめ:MT4詐欺から身を守り、賢く投資を行うために👓️

MT4は優れた取引ツールですが、その特性を理解し、詐欺のリスクに警戒することを忘れてはいけません。
「MT4=安全」という思い込みは危険です💦
- 信頼できるブローカーと情報源を選ぶ
 - 振込先が法人名義か必ず確認する
 - 「絶対に儲かる」「元本保証」「簡単に稼げる」といった誘い文句には耳を貸さない
 - 怪しいオファーにはすぐ飛びつかず、十分な調査と検討を心がける
 
これらを徹底することで、あなたの大切な資産を守りながら、賢く投資を続けることができます👌
最後に
私星野すずは初心者向けに「バカでもわかる」実践解説を動画等で発信しています。
が、今回の記事に書いてあった内容を自分もやってみたいけど不安~とか、ここに書いてない部分で悩んでる~とかあったら、遠慮せずLINEで相談してください。
Botではなく、私が自分で返信しているので気軽に相談しにきてくださいね❤❤❤











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