本日は、FXでロスカットした時どうすればいいの?について解説します!
FXで「ロスカットした時」の不安や焦りは計り知れません💦
しかし、ロスカットは、あなたの資産を守るためにFX会社が自動で行う重要な仕組みです。
この記事では、ロスカットの基本的な仕組みから、実際に経験した際の冷静な対処法、二度と同じ過ちを繰り返さないための具体的な対策までを網羅的に解説します。
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さらに、ロスカット後の焦りにつけ込む投資詐欺の手口と、そこから大切な資産を守るための最新情報もご紹介。
ロスカットを単なる損失で終わらせず、あなたのFX取引をより安全で賢いものにするための知識を、ここでしっかりと身につけていきましょう💪
FXのロスカットとは?資産を守る最終防衛ラインの仕組み

FX取引における「ロスカット」とは、トレーダーの損失が一定の水準を超えた場合に、FX会社が保有ポジションを強制的に決済する仕組みです。
これは、預けた証拠金以上の損失が発生し、追加で資金を支払う「追証(おいしょう)」を回避するための、重要なリスク管理機能として設計されています。
もしロスカットがなければ、相場の急激な変動によって預け入れた資金を全額失うだけでなく、口座残高以上の損失が発生し、追加で多額の支払いを求められる可能性があります。
ロスカットは、そうした最悪の事態からトレーダーを守るための安全装置と言えるでしょう。
ただし、市場が急激に変動した場合(例:経済指標発表時、地政学的リスク発生時など)には、ロスカットが間に合わず、預かり資産以上の損失が発生する可能性もゼロではありません。
ロスカットは万能ではないという認識も必要です。
ロスカットと「損切り」の違い:自動と手動の決定的な差
ロスカットと混同されやすい言葉に「損切り」がありますが、両者には明確な違いがあります。
- ロスカット:FX会社が設定したルールに基づいて自動的に行われる強制決済。トレーダーの意思とは関係なく発動します。
- 損切り:投資家自身が判断し、損失の拡大を防ぐために任意で行う決済。自分でルールやタイミングを決められるため、リスクコントロールの自由度が高いのが特徴です。
大きな損失を防ぐという目的は同じですが、損切りは自らの意思で行う能動的なリスク管理であり、ロスカットはそれを超えた場合の最終手段と理解しておくことが重要です🧠
ロスカットの発動基準と計算方法:証拠金維持率を理解する
ロスカットが発動する主な基準は「証拠金維持率」です。証拠金維持率とは、現在の口座の資金状況と保有ポジションに必要な証拠金の割合を示したもので、以下の計算式で求められます。
- 証拠金維持率 = (純資産 ÷ 必要証拠金) × 100
- 純資産(資産評価額):口座に預けてある有効証拠金(預託証拠金+評価損益)。
- 必要証拠金(取引必要証拠金):現在の保有ポジションを維持するために必要な最低限の証拠金。
【主要FX会社のロスカット基準例(2024年版)】
※FX会社のロスカット基準は、経済状況や各社の運用方針により変更される可能性があります。最新情報は必ず各社公式サイトでご確認ください。
- GMOクリック証券 (FXネオ取引):証拠金維持率が50%未満で自動ロスカット対象。法人の場合は100%未満。
- SBI FXトレード (FX取引):原則20秒ごとに判定し、証拠金維持率が50%を下回るとロスカット発動。
- 外為どっとコム:ロスカットレベルを100%~50%の間で設定可能。初期設定は100%。毎営業日の取引時間終了直前1時間は、設定レベルに関わらず有効比率100%を下回ると強制執行。
これらの基準を把握し、自身の口座状況を常に確認することが、ロスカット回避の第一歩です👀
ロスカット発動時の処理・手数料・時間差:想定外のコストとずれ
ロスカットが発動すると、以下の処理が行われます。
- 全発注注文のキャンセル:指値や逆指値など、未約定の注文は全て取り消されます。
- 全保有ポジションの強制決済:保有している全ての建玉が反対売買され、損失が確定します。
この際、「自動ロスカット手数料」が発生するFX会社もあります(例:1取引単位あたり数百円)。これはお客様負担となるため、ロスカットによる損失に加え、手数料も考慮する必要があります💸
また、証拠金維持率が基準を下回ってからロスカット判定・執行までには、数分程度の時間差が生じる場合があります。市場の急変動時には、この時間差やスリッページ(注文価格と約定価格のずれ)により、想定以上の損失が発生する可能性も理解しておくべきです。
ロスカットアラート:危険を知らせるサインを見逃さない
多くのFX会社では、ロスカット水準に近づいた際に、メールや管理画面で「ロスカットアラート」を通知する仕組みがあります。
- SBI FXトレード:基本的に1営業日につき1回のアラート通知。
- 外為どっとコム:有効比率が200%を下回った際に、ロスカット注意喚起のメールを送信(原則1営業日につき1回)。
このアラートは、ロスカット発動前の最後の警告です。通知を見逃さないよう、メール設定やアプリのプッシュ通知などを活用し、早期対応の時間を確保しましょう📲
ロスカットが発生した時の立て直し方:冷静な対応で再起を図る

もしロスカットを経験してしまっても、感情的にならず、冷静に対応することが重要です。適切な対処と分析を行うことで、損失を最小限に抑え、次のステップへと繋げることができます👌
損失の確定と状況把握:まずは現状を正確に知る
ロスカットが発生したら、まずはその損失を確定し、現在の口座状況(残高、評価損益など)を正確に把握しましょう。これにより、次にどのような行動を取るべきかの判断材料を得られます📊
徹底的な原因分析:失敗から学ぶPDCAサイクル
なぜロスカットが発生してしまったのか、その原因を徹底的に分析することが最も重要です。以下の点を中心に振り返りましょう。
- 市場の動き:急な価格変動の背景には何があったのか(経済指標、要人発言など)。
- 自身の取引判断:エントリー根拠は明確だったか、損切りラインは設定していたか。
- 資金管理:レバレッジは適切だったか、証拠金に余裕はあったか。
- 感情の影響:焦りや欲で無理な取引をしていなかったか。
原因を明確にすることで、今後の取引における課題が見えてきます🔍
ロスカット回避・追証対応の選択肢:慎重な判断が必要
ロスカットに瀕している場合や追証が必要な状況では、以下の選択肢を検討できます。
- 追加入金:口座に資金を追加入金することで、証拠金維持率を上昇させることができます。一時的な相場変動であれば、回復を待つ選択肢も考えられます。しかし、安易な追加入金は更なる損失拡大のリスクを伴います。相場が悪化し続ける可能性も常に考慮し、十分な分析と計画のもと、慎重に判断することが不可欠です。
- 保有ポジションの一部決済:複数のポジションを保有していてロスカットに瀕している場合、損失が拡大する前に一部のポジションを決済することで、必要証拠金が減少し、証拠金維持率を改善しロスカット発動を抑えることが可能になります。これは、ロスカット回避のための「最後の抵抗」となり得ます。
自動ロスカット前の「損切り」:自らの意思で損失を管理する
ロスカットが発動する前に、投資家自身で「損切り」を行うことが最も推奨される手段です。自分の許容できる損失額を明確にし、そのラインを超えそうになったら迷わず決済することで、自動ロスカットによる不必要な手数料や想定外の損失拡大を防げます✂️
GMOクリック証券のように、お客様自身でのロスカット(損切り)を推奨し、逆指値注文の活用を促しているFX会社は多くあります。あらかじめ損切りルールを設定し、それを徹底することが、損失拡大を防ぐ上で非常に効果的です。
ロスカットを避けるための事前対策と再スタートのコツ:賢くFXを継続するために

ロスカットは最終手段であり、本来はトレーダー自身がリスクをコントロールして回避すべきものです。再スタートを切る際や、今後のロスカットを避けるための具体的な事前対策と心構えを解説します🛠️
損切りルールの徹底:感情に流されない鉄則
ロスカット回避の最も重要な対策は、損切りルールを明確に設定し、それを機械的に実行することです。
- 逆指値注文の活用:エントリーと同時に逆指値注文(ストップロス注文)を入れておくことで、想定外の価格変動にも自動で対応できます。
- 「2%ルール」などの実践:1回の取引で被る損失額を運用資金の2%以内に抑えるなど、具体的なリスク許容度を設定しましょう。
- 損切り基準の明確化:「購入価格から〇pips(または〇%)下落したら損切り」といった具体的な基準を定め、感情に流されずに実行する訓練が必要です。
適切な資金管理とレバレッジ設定:無理のない堅実運用
- 過度なレバレッジの回避:高すぎるレバレッジは、わずかな相場変動でロスカットのリスクを大幅に高めます。ご自身の資金状況に見合った、余裕のあるレバレッジ設定を心がけましょう。一般的に、実効レバレッジは数倍程度に抑えることが推奨されます。
- 余裕を持った証拠金維持率の確保:ロスカット水準の数倍(例:200%~400%以上)といった高い証拠金維持率を常に保つことを目標に、口座に余裕資金を入れておきましょう。必要証拠金ギリギリでポジションを持つのは非常に危険です。
ロスカットシミュレーションの活用:リスクを事前に可視化
多くのFX会社が提供しているロスカットシミュレーションツールを積極的に利用しましょう。現在のポジションや資金状況で、どの程度のレート変動があればロスカットになるかを事前に確認できます📈
シミュレーション結果はあくまで目安ですが、定期的に行うことで、自身のポジションがどれほどのリスクを抱えているかを常に意識し、早期に資金追加やポジション調整などの対策を検討できます。
市場状況への細心の注意と対応:急変への備え
- 主要経済指標・イベントの確認:雇用統計やFOMCなどの主要経済指標発表時、要人発言時、選挙、地政学的リスク発生時などは、相場が急激に変動しやすいため、注意が必要です。これらのイベントスケジュールを事前に確認し、リスクの高い時間帯の取引は避けるか、ポジションを縮小するなどの対策を立てましょう。
- 流動性の低い通貨ペアへの警戒:夜間や早朝、新興国通貨などの流動性の低い通貨ペアでは、スプレッドが拡大しやすく、不利な価格で約定するスリッページが発生しやすい傾向があります。
- 週末越えのポジション管理:FX市場は土日に閉まるため、週末に大きなニュースやイベントが発生した場合、週明けにレートが大きく乖離する「窓開け」が発生し、想定以上の損失につながる可能性があります。週末前にポジションを解消するか、入金して資金に余裕を持たせることを強くお勧めします。
アラート機能の積極的な活用:早期警告を見逃さない
ロスカットアラート機能を最大限に活用しましょう。
証拠金維持率が危険水準に近づいた際に通知を受け取ることで、早期にリスクを察知し、追加入金やポジション決済などの対応を検討する時間を確保できます。
メールだけでなく、FX会社のアプリによるプッシュ通知なども設定し、見落としがないようにしましょう📣
学習とデモ取引での練習:経験と知識を積む
FX取引を始める前、そして再スタートを切る前に、ロスカットや証拠金維持率の仕組みを十分に理解することが不可欠です。
デモ取引を活用し、実際の資金を投じる前に様々な取引戦略やリスク管理の手法を練習しましょう。
これにより、実際の取引での損失リスクを軽減し、自信を持って取引に臨むことができます👌
「ロスカットした時」の心理につけ込む投資詐欺から身を守る

ロスカットを経験したばかりの投資家は、「損失を取り戻したい」という焦りから、冷静な判断が難しくなることがあります。
その心理につけ込み、さらなる被害を与えようとするのが悪質な投資詐欺です。
「ロスカットした時 詐欺」というキーワードで検索する方が、これらの被害に遭わないよう、手口と対策をしっかりと理解しましょう🛑
増加する投資詐欺の主な手口:甘い誘惑の裏側
- 「ロスカット補填」を謳う詐欺:ロスカットで損失を出した人に対し、「損失を全額補填します」「特別なシステムで確実に利益を出せる」などと甘い言葉で誘い、高額な情報商材やFX自動売買システム、あるいは投資コンサルティング契約などを購入させる手口です。
- 「未公開株」「高配当案件」詐欺:ロスカットの損失を挽回しようと焦る心理を利用し、「今だけ参加できる未公開株がある」「月利〇%の高配当が約束されている」などと、実体のない投資話を持ちかけ、資金をだまし取る手口です。
- 偽のFX自動売買システム詐欺:SNSやWeb広告で「月利〇〇%保証!」「ロスカットなしで億り人!」などと謳い、高額なFX自動売買システムを販売する詐欺です。
- 無登録の海外FX業者を装った詐欺:国内の金融庁に登録されていない海外FX業者を装い、高レバレッジや豪華なボーナスを謳って顧客を誘い込みます。しかし、いざ出金しようとすると様々な理由をつけて応じない、または突然サイトが閉鎖され連絡が取れなくなるという手口も存在します。
詐欺から身を守るための鉄則:怪しい話には乗らない
- 「うまい話」は絶対に信じない:投資の世界に「元本保証」「高配当保証」「損失補填」「絶対儲かる」といった言葉は存在しません。これらの言葉を口にする話には、必ず裏があると疑ってください。
- 焦らず、冷静な判断を:ロスカット直後は、損失を取り戻したいという気持ちが強く、正常な判断がしづらくなります。すぐに話に乗らず、一度時間を置いて冷静に考える期間を設けましょう。
- 相手の情報を徹底的に確認する:
- 金融庁の登録有無:FX業者を利用する際は、必ず金融庁の公式サイトで「金融商品取引業者登録」があることを確認してください。登録されていない業者(特に海外業者)は利用しないようにしましょう。
- 運営会社の情報:会社の所在地、連絡先、代表者名が不明瞭な業者、連絡先が携帯電話の番号のみといった場合は非常に危険です。インターネットで会社の評判を検索し、悪評がないか確認しましょう。
- 実績の裏付け:謳われている高い実績に対して、具体的なデータや客観的な根拠が示されているか確認しましょう。
- 安易に個人情報や資金を提供しない:怪しいと感じたら、絶対に個人情報や資金(特に銀行口座情報やクレジットカード情報)を提供しないでください。
- 誰かに相談する:少しでも「怪しい」「おかしい」と感じたら、一人で抱え込まず、家族や友人、または公的な相談窓口に相談しましょう。
もし詐欺の被害に遭ってしまったら:一刻も早く行動を
万が一、投資詐欺の被害に遭ってしまった場合は、一刻も早く以下の機関に相談してください。時間が経つほど解決が難しくなります。
- 国民生活センター:消費者トラブル全般について相談を受け付けており、専門家がアドバイスしてくれます。
- 警察:詐欺被害は犯罪です。すぐに最寄りの警察署やサイバー犯罪相談窓口に相談しましょう。
- 金融庁の相談窓口:金融商品に関するトラブルについて相談できます。
ロスカットを乗り越え、FXで成功するためのマインドセット

ロスカットは、決してFX取引の終わりを意味するものではありません。むしろ、自身の取引を見直し、成長するための貴重な経験と捉えることができます🌱
- 感情に左右されない取引の徹底:ロスカットの経験は、感情的な取引がいかに危険かを教えてくれます。冷静な分析に基づいた取引計画を立て、感情に流されずに実行する訓練をしましょう。
- 徹底したリスク管理の習慣化:損切り、資金管理、レバレッジ設定の重要性を再認識。これらを習慣化し、常にリスクを意識した取引を心がけましょう。
- 継続的な学習と改善:FX市場は常に変化。新しい知識を学び続け、戦略をアップデートする姿勢が長期的成功につながります📚
- 自分に合ったトレードスタイルを見つける:無理をせず、ライフスタイルや性格、リスク許容度に合ったスタイルを確立することが、ストレスなく継続し、安定した利益を出す鍵です🔑
まとめ:ロスカットを学びの機会に、賢い投資家への道へ

「ロスカットした時」は、誰にとっても辛い経験です。
しかし、その仕組みを正しく理解し、適切な対策を講じることで、損失を最小限に抑え、再発を防ぐことが可能です。
この記事で解説したロスカットの基本、発生時の冷静な対応策、そして事前対策を実践することで、あなたはより安全で賢いFX投資家へと成長できるでしょう🌟
また、ロスカット後の焦りにつけ込む悪質な投資詐欺から身を守るための知識は、あなたの貴重な資産を守る上で不可欠です。
この記事の情報が、ロスカットを単なる失敗で終わらせず、あなたのFX取引を成功へと導く一助となれば幸いです。
失敗から学び、次へと活かすマインドセットこそが、FXで長期的に成功するための最も重要な要素です💪
最後に
私星野すずは初心者向けに「バカでもわかる」実践解説を動画等で発信しています。
が、今回の記事に書いてあった内容を自分もやってみたいけど不安~とか、ここに書いてない部分で悩んでる~とかあったら、遠慮せずLINEで相談してください。
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